そのほとんどが見えない 防音施工 下地 工事の様子をわかりやすく解説します。
練馬区のあるワンルームマンションを 防音施工 下地 工事をした時の様子です。
仕上げてしまうと クロス でわからないのですが、 防音工事 はそのほとんどが見えない 下地工事 です。
そこではどんな 工事 が行われているのでしょうか?わかりやすく 解説 します。
配管 の 隙間 を ふさぎます。
壁天井 前面 に 高比重制振遮音シート を隙間なく張っていきます。
高比重制振遮音シート の上から 制振材 を貼り付けます。 壁天井 は455mm間隔で張ります。
制振材 の間には ロックウール を敷き詰めます。
天井 ⇒ 壁 ⇒ 床 の順に施工をします。
収納の扉などは撤去します。収納の内部にも防音施工をします。
床にも同じように 制振材 を敷きます。303mm間隔で
床積載荷重 200KG です。 アップライトピアノ を置く部分は202mm間隔で敷設し、その部分は構造用合板などを使います。
制振材 の間には 床用 ロックウール 120~150KG 厚さ40mmを敷き詰めます。
壁用 ロックウール は60KG~80KGを使います。
床レベルが決定したら、建具工事です。
まず 木製防音ドア を取り付けます。
木製防音ドア 1枚での性能目安は▲30~35dbです。
続いて収納の建具を取り付けます。色は白であわせました。
上から複層に重ねて石膏ボードを貼ります。比重と厚さの違うボードを組み合わせるのがコツです。
床仕上げの フローリング を貼ります。
既存サッシに加えて 防音サッシ を取り付けます。既存サッシとの間隔はできる限り開けるようにします。
防音下地工事 が出来上がりました。後は クロス を貼っておしまいです。
残念ながら今回はお客様が引っ越しを急がれていたので最後の写真をとりそこねてしまいした。(笑)
今回の 防音工事
施工費の目安 210万円 ( 防音施工面積 7.5畳 )
性能の目安 ▲50db
設計施工 インフォレント